"みにまりすと"になりたくない。

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ミニマリストという言葉。

「最小限主義」という意味が与えられているこの言葉。芸術が起源らしい。

海外で起きた一連の文化が日本に流れ、ここ"はてな"でしばしば"ミニマリスト"なるものを目にする。

この文化は嫌いじゃない、が好きでは無い。

でも、"ミニマリスト"ってなんだろう。

 

資本主義なんだからモノに依存して幸福であろうとするのは当然じゃねーの(ハナホジー

この思いを高校の頃から抱いたまま、ここにいるわけだけど、

いや、そんなことはどーでもいいや.....

 

ところで、「シアワセってなんだろー?」って思った時に、僕は生きる目的や理由を定義する。だけど、必ず「最終的にはみんな死んじゃうじゃーんwwwwwうっはwwww台無しwwwwwwwwwwwwww」という結論に行き着く。反芻してもその考え方は変わらないようだし、どこかに脱線させても必ずここに帰結する。

 

"人生に意味なんて無い"なんていう、ニヒルな字面に被れた覚えはないが........

 

だけど、僕はその考えの上に立っているタチだ。"世の中を変えてやる"なんて微塵も思わないし、"結婚したい"という願望も昔から無い。"お金持ちになりたい"なんていうのはよく思うけど、その欲望の先に「どうせ台無しwwwww」という結論を見るおかげか、"行動"まで移そうとすることは中々無い。"適当に生きて適当に過ごしたい"くらいだ。いいのか?いいんじゃね?それは諦めじゃないし。

 

「"他人のシアワセを願う"なんてのは、余程の暇人なんだろうな~」と技術も能力も何にも無い大学生がぼさ~っと考える。その姿を自嘲するのはとても楽しい。

 

アポトーシスねぇ.......もう僕死んでるのかもしんない。どんな思考の道程をたどっていっても、"死"の文字が浮かぶのは本能的なものなんだろう。

死んだ後は、真っ暗か真っ白かそれとも時間が引き延ばされるか、そもそも時間の概念が消失するからもしかすると無限ループ。なにその強くてニューゲーム。

でも................来世は人間になりたいとは思わないなぁ......

アザラシとかいいよね......ペンギンとかもいいなぁ。

 

ま、色々脱線したけど、"生きる"で僕には精一杯だよ。

 

でも我々人間は賢い(らしい)ので、僕たちのご先祖様は、遺伝子なんてやろーに支配されつつ、種々雑多なモノを創造してきたわけだ。

てか"創造"は遺伝子に組み込まれたものだろうよ。

モノを作る。だけど作ったあとはどうするか。使用用途があるならそれは必要だろう。何かに作用するならそれは"必要"だ。

だけど、僕たちの遺伝子に"作る"は組み込まれていそうなものだが、"作った後はどうする"という遺伝子は組み込まれてなさそうだ。「作るまでが楽しいのであって、完成したら熱は冷める。"持つ"喜びなんて"創作"に比べりゃ万に一つとかその程度。だから"所有"は本能的なものでは無い」と思っている。

 

"過程に喜びがあるなら、完結しちゃうと死んじゃうね!"って。

 

だから、自分に意味のないモノをとことん減らせば新しいモノを創造できるかもしれないという願望を各々が"ミニマリスト"に与えた。だけど、資本主義には反している気がするんだ。あまり風呂敷広げるとアレだから、割愛しながら思考をひけらかすけど、"資本主義って無駄遣い(だけど人であるために必要なもの)"のことだと思うんだ。だってさ、娯楽なんてモノは生きるために必要なの?娯楽の享受はその目的ランキングの高次にランクしてあるのか....(そもそも"娯楽"を"要らないモノ"という考えがナンセンスと思われる人もいるはず。一意に「"自身を高める"ことを全員が全員目的としている」前提で甘いのは許して欲しい。)

 

だから、僕が考える"ミニマリスト"って"創造のための無駄の排斥"という意味なんだ。ま、みんな同じだと思うけどね。"シンプリスト"といったほうがいいかもしれない。でも大差ないね。

 

だが、そんな"ミニマリスト"を否定的に捉える人がいる

 

そう、 

 

私です(^q^)

 

好きなモノに囲まれて生活したい。

 

だってさ!好きなモノに囲まれて生活出来たらそれほど素晴らしくて素敵なことってなくない?ガジェットとか自分の趣味のモノ、刺激を与えてくれるモノって欲しくない?欲しいよね!うん!欲しい!!!

 

そうなんだよ。わかってるんだよ。僕の"ミニマリスト"はシアワセになれないんだよ。先ほど、"創作の過程に喜びが~"といったけど、明らかに矛盾している。ただ、欲しいんだ。何故だかわからない。それは"欲"以外の何物でもない。"所有"は本能的で無いなんてどこぞの誰が言いやがったんだ?←

 

そうさ.......資本主義って僕らの欲を満たしてくれるんだよ......欲を満たすために"資本主義"なんてものが生まれたんだよ。説明要らねぇだろ.......

そうなんだよ。"ミニマリスト"は資本主義に逆行してるんだ。

だけど、僕は要らないモノを排除し続ける。

それは僕のキャパには収まらないからという理由だ。(なんかこれ堂々巡り?矛盾しすぎで読みにくい.....?.....サーセンw)

.......そう、見栄かもしれないし、虚勢なのかもしれない。「オンリーワンなんて"ナンバーワンに成れない"の言い換え」と偉そうな態度を取りながら生きているはずなのに、今僕が目指しているのは"ミニマリスト"............流石に言い過ぎた。........"最適化"が似つかわしいな。

そう、"最適化"だ。だけどナンバーワンでは無いし、オンリーワンどころか他人の模倣だ。悪いこととは思っちゃいないがね。そういうのも排斥するとなにかあるのかもね......

"好きなもので囲まれたい"願望を満たすために、"お気に入りのモノ"を買い揃えていく。同時に要らないモノは排除!排除!排除!

 

........そうして手元に残ったモノ。

ん?.....何にもないじゃん。

あれ?"お気に入りのモノ"買い揃えていったはずじゃ............もしかして、僕は好きなモノに囲まれて過ごしたい訳じゃない.....??

 

手に残ったモノ......この手に........手......?

自分の手.......自分の....自分の体......?

僕は直に経験したわけじゃない。だけど知識として"震災"や"災害"、"事故"や"火事"で"喪失"を観測してきたじゃないか..........そうか.......そうだろうな。.信頼出来るのは、自分の"肉体"と"知識"ということか.......その2つに近い距離にあるモノ程、僕は信用して信頼しているのか.......

 

だけどそうなると、僕は"ヒトでいる"必要は全く無いではないか....?

 

.........あぁ、そうか.....

  

僕は情報過多で溺れてるんだ。増やしすぎたなら減らすんだよ。既存のルールは"社会”を、そして"文化"を作った。だけど条件に合わない/気にくわない連中が出てきた。だからどうにもならないもの以外を減らすんだ。

 

ここ日本で自分の首を絞めてるような法律を耳にすることがある。そういうのを見ると詳しい法律のことはわかんないけど「息苦しいなぁ」とどうしてか思う。秩序だってるのに。"平和ボケ"でいられるのに。もしかしなくとも、弱肉強食の世界(物理で殴り合う(?)を望んでいるのだろうか。"競争化社会"なんていうが、誰かが"知恵"を使う土俵に引きずりこんだだけだ..........一緒なのだろうけど、そうなると誰でも参加出来るわけじゃなくなる........あぁそういうことか......これが"社会不適合"ってことか.........

 

"どうにもならない"って息苦しいんだよ」と気づいたのはつい最近だ。

 

だけど.....だけど.....特に僕は抗いもせず、自分で容易に変えられるモノだけに甘んじてる節があるんだ........どうにもならないモノはそのまま......簡単に変更できるものは変化させる。僕が望んでいるのは"あらゆる気にくわないモノを変化させる力"なのだろう.........

 

しかしそれは無理だ......この国の空気がそうさせてしまった。全員を変化させることなんて出来ない。秩序が既に成立してるなら尚更だ。

 

だから僕は手の届く範囲の変化を楽しんでいる。諦めなんだ。"逃げ"なんだ。それを"逃げ"と意味を与えてしまっているからこそ僕は僕の"ミニマリズム"に否定的だ。だが、もしかすると"ミニマリズム"に限った話ではないかもしれない............

 

 

そうあれかしと思えどそうもいかない。それが『僕の"ミニマリズム"』だ。

 

 

 

 

この本一度は読むべきかもね。他のミニマリズムに関する本は読んだこと無いけど、名が知られてるのはこの本かな。ミニマリストの弱みと強みを考えるきっかけになったから読んでよかったなとは思う。

 

ちなみに「"僕のミニマリズム"」と表現しているのは、僕もかなり極端にモノを捨てたり、自身の環境に投資したりするタイプの人間だからだ。ミニマリストの人たちほどモノを喪失してないから、「僕は"ミニマリスト"だ!」とは言えない。そこそこ浸透してきた印象だけど、田舎じゃまだまだ認知すらされてない。所詮、学生だしね。

 

相変わらずの文章。わっけわっかんねー\(^o^)/

 

では、また。