【理系・九州大学入試】九大現役合格した僕が使ったオススメの受験参考書の評価とか勉強法とか。

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僕の記録。僕が受験生だったら先輩からこういった情報が一番欲しかった。一人でも多くの受験生の参考になれば幸い。

 

 

 

 

 

センター

過去問ってどれ買うべき?

恐らくだけど、大学進学率が高い高校は学校でセンター試験の過去問を買わされると思う。黒本とか赤本が有名かな?

 

 

 

上のこいつは黒本。河合から出版されている奴。

 

 

でこいつが赤本。見たらすぐわかるね。教学社から出版されてる奴。

  

 

最後にこいつ。青いから青本。これは駿台からだね。でどれがいいの?って話だが、僕のオススメはセンター過去問は

  

黒本。

 

理由は回答解説がめちゃくちゃしっかりしてるから。アレコレ悩む暇があるならこれを選択するべき。でも学校で買わされるところがほとんどだからどうしようもない場合があるけどね。僕の高校じゃ、国語と英語は黒本を買わされた。他の教科は「自分でやれ」ってことだったみたい。(正直ありがたかったけど。

 

話を戻そう。 赤本と青本が悪いわけじゃないんだ。センター対策で重要なのは、どこでなにを間違えたのかというところだから、回答解説がしっかりしてないと物凄い困る。 とりあえず、選択できるなら黒本買っとけば間違いない。

  

いつ頃からセンター対策始めるべき?

高校2年生なら今すぐにでも始めるべき。特に偏差値が高い大学を目指すならね。でも過去問を慌てて解く必要は全く無い。とりあえず、授業や教科書、あるいは自分のわからないところを全て解決した方がいい。ようは勉強しろってこと。高校三年生になる前に勉強をする習慣はつけとくべきだ。

 

 

それと大学によっては、センター試験の点数を重要視する大学もあるし、二次試験を重要視する大学もあるからそこは今すぐにでも把握しとくべき。例えば有名な東京大学で話を進めよう。

 

 

センター試験の配点自体はおよそ900点満点。ただ東京大学はその点数を圧縮して110点満点で換算する。(2017年度東京大学入学者選抜要項より。)そして二次試験の配点が440点満点。合わせて550点満点で競い合うって感じ。だからいくらセンター試験が良くても、二次試験が悪ければ合格は難しい。毎年点数比率が変わる場合もあるけど、あまり気にせず直近の情報をとりあえず確認しとこう。

 

どんな感じの勉強をしたのか?

とりあえず高校三年生になった直後辺りまでは、基礎的なことをひたすらやってもいいと思う。二次試験に向けた勉強もしながらね。特にやった方がいいと思うのは、各予備校や塾で定期的に行われる、センターの模試に参加することかな。その予備校や塾に入っていなくても申し込めるから問題ないはずだよ。

 

全てのセンター模試に参加してもいいと思う。僕はそんな感じだったかな?お金がかかるのは仕方ない。あまりにセンター模試が連続する場合は絞った方がいいよ。無駄だからね。絶対にやるべき事はその日のうちに復習をキチントすること。その日のうちに絶対にやること。だいたいセンター模試が終わった直後に回答が配られるから、それで答え合わせ。

 

は?問題に解答を写してない?

 

絶対にダメ。必ず写しましょう。センター本番でも自己採点でその先の動きを決めるので、必ず答えを控える事。結果が返ってきたら、自己採点と返却された結果を比較すること。その点数に大きな開きがある場合は気を付けたほうがいい。

 

センター本番でミスしたことに気づかず二次試験に臨み、合格したと思いこんで合格できてないなんてなったら悲惨。僕はだいたい高2の2月から塾で行われるセンターマーク模試に行き始めたかな?参考になれば。

  

センター数学の過去問はあてにならない。

一番センターで怖いのは数学。事故率が高すぎる。毎年毎年多くの犠牲者を出すのはだいたいコイツのせい。僕も過去問解いて研究したけど全然傾向が分からない。あ、高校2年生の人たちは、数学のセンターの過去問を学校で使う予定がなさそうなら早めに解いといた方がいいかも。計算練習にはあれはもってこい。

 

そういや僕も本番で大怪我しましたねぇ。えぇ。

 

 

センター対策で使った教材

学校で購入したもの

英語黒本(授業のみ) 

国語黒本(授業のみ)

地理黒本(授業では使わず、自分で勝手に自習用)

ベネッセか何かのセンター英語と地理(授業のみ)

 

くらいかなぁ。

自分で買った教材

正直この話をしたかった。これだけやれば成績は跳ね上がるよ。たぶん。

 

 

 

 

はい。こいつら。センター本番8割以上を目指すなら必須といってもいい。問題が相当面白い。かなり歯ごたえがあるけど。正直けっこう難しいと思う。こいつの復習はかなり勉強になる。とりあえず問題のクセが強い。「は?」ってなる問題ばっか。でも大好き。

 

続いてコイツ。

 

 

 

 

はい。こいつらはただの過去問。友人が持ってた黒本と比較すると、回答がちょっと説明不足。先生に質問しに行けば解決。僕は完全にタイムアタックでこいつら使ってた。両方とも。理系ならいけると思う。30分以内、見直し無し、80点以上とか目標決めてタイムアタックするといいよ。本番も余裕ができる。

 

 

 

 

国語が死ぬほど嫌いだった僕の国語嫌いに拍車をかけた教材。理由はこれをやっても点数に結びつかなかったから。友人たち数人は「マジ最高!」とか言ってた。本番は古文と漢文でコケたらしいけど。こいつは問題集でも何でもない。読み物としてはいいと思う。結構僕の抜けている情報を埋めてくれたからね。

 

 

 

 

これオススメ。解きやすい、と思ったら結構難しかった思い出。解説が非常に詳しいしテクニック的なことも記述してあって使ってて楽しかった記憶がある。問題冊子も薄めで使いやすかった。実践模試系をやったことないけど、やってみたいなっていう人はコレ。

 

 

 

 

 

こいつらはヤバイ。普通にヤバイ。大学の二次試験より難しいってどういう事やねん。鬼畜すぎて笑いが止まらないから使用するときは注意。物理は絶対に間に合わない。マジで。時間内に解けたら東大でもどこでも受かると思うよ。ちなみに僕も友人たちも全然歯が立たない上に、60分超えてみんなで悩んでも解けない問題もあったよ。化学は教科書丸暗記してないと辛い。あと理論化学の計算がヤバイ。無理。有機化学が意味不明。教科書の端っこに書いてあることを問題にして取り扱うなっ!

 

Z会の本気。

 

 

 

 

さっきのZ会に比べたら全然やさしいけど、これも結構歯ごたえがある感じ。解きやすいけど、そこそこの難易度。回答解説が丁寧で素晴らしい。常に持ち歩いていた4冊のうちの2冊。あとの2冊はZ会だった。

 

 

これもタイムアタック専用にしてた。これやるくらいなら過去問やり込んだ方がよろしいかと。河合の地理もやったわ、そういえば。でも過去問で十分です。地理の過去問もタイムアタックオススメだよ。

 

 

こいつは、国語 英語 数学2冊を全部やった。レベルが上記の連中に比べたらどれもレベルがやさしくて、一番本番に近い印象。これだけやっとけば問題ないよ。とりあえずは。これは友人たち複数人で教室占拠して、時間を計って回答も交換してみんなと一緒になってやってた。

 

点数はもちろん公開。順位まで露骨に張り出し。みんな目指す大学バラバラだったけど結構いい刺激になるよ。

 

 数学

1対1対応の演習

 

 

 

まずはこいつ。僕の中では最高の一冊。問題の選定がまさに神っている。もともと評判は良かったけど、受験勉強の始めた頃は手を付けてなかった。でも友人がやっているのを見て欲しくなったから買ってしまった。一生手元に残してるだろうね。

 

汎用性の高さが素晴らしい。しばらくやり込むとこの参考書がいかに優れているか気づくと思う。模試で「この問題どっかで見た」ってことが頻発しだす。それとかなり応用が利くようになるね。高校3年生の5月ごろから、数学Ⅰ、B、数Ⅲ(2冊ある)を使い込んだ。ちょっと遅すぎるけど。時間に余裕があるなら全部やった方がいいよ。難関大と言われる大学を目指す人は早いうちから使うべき。後輩はコイツを使って今年京都を目指すらしい。頑張れよー。

 

 

特にコイツが素晴らしい。何回繰り返したかわからないほど何回も解きなおした。多分、地方旧帝大と言われるところはこのシリーズをやり込むだけで合格点は取れるよ。ちなみに僕の高校の数学教師も何故か持っている。大人でも手元に持っておきたいとかなんとか。僕がこの参考書の質問をしに行ったら、何故か嬉しそうだった。

 

続いてコイツ↓

 やさしい理系数学

 

 

ネットのレビューとかを調べずに買うと痛い思いをする。理由は「やさしくない」から。僕は入試を突破するために、この参考書まで使おうと受験勉強初期のころから思っていたが、レベルが高すぎて何度も心が折れる。何だかんだ言って、一通り解いたけど。

 

これはたぶん京都・東工・東大とか医学部受験生が使うんだろうね。浪人生とかも結構使ってるイメージある。これサクサク解き進められたらすごいと思う。とりあえずこのタイトルは何とかするべき。回答は素晴らしい。いろんな解き方があるからそれなりに勉強にはなる。無機質過ぎて飽きるけどね。別にこれはしなくていい。

 

 

 理系数学 入試の核心 標準編

 

続いてこれ。大学への数学を使う前に先輩からもらった。二次試験直前に使っている奴もいたけどね。それはあまりに遅すぎる。参考書の質はいいのでオススメできる。問題数がしっかり稼げるし回答の指針がハッキリ明示されている。丸暗記していいよ。というか、参考書は丸暗記するレベルで使い込むべきだよ。僕は全然覚えてないけど。

 数学重要問題集

買ったけどやってない。問題が多すぎて数十問解いただけでやる気が失せた。そのあとはずっと枕にして使ってた。やるなら早いうちからやるべき。でも、これ使うなら一通り学習した後に使うか、上で紹介した大学への数学の1対1シリーズの腕試し的な感じがいいと思う。じゃないと心が折れる。折れた。

 

 チャート式数学

 

 

かの有名なチャート式。学校で使わされた。調べものするにはこいつが一番早い。数学に自信ない人はこいつだけでいいよ。むしろ他の参考書は使っちゃダメ。この一冊をボロボロになるまで使い倒すべき。あとフォーカスアップとか言う似たようなのもあるけど、どっちでもいいよ。ほとんど一緒だから。好みの問題。

 

ちなみに僕はもう一つレベルの高い赤チャートなるものを買って枕にした。厚みがあっていい感じ。色々レベルがあるけど、どれでもいいと思うよ。赤以外ね。赤チャートやるレベルならとっくに知ってるしやっているだろうしね。

 

 

 

 英語

 使った英単語張

・速読英単語 必修編

たしか学校で買わされて、高2の頃から高3までずっと授業で使ってた。自習用でも全然使える。ポテンシャルは相当高い。買っとけ。

 

・速読英単語 上級編

中学2年生の時に確か買った。でそれっきり3年間くらい放置。高校2年のある日、その存在を思い出し、そっから使い込んだ。かなり愛着がある。

 

 

・DUO 3.0

これも高2の頃から使いだした。短文ごと覚えたらいいらしいけどそんなの無理だった。一通り難しい単語も入っているからセンターレベルならこれで十分かと。一通りレビューも見たほうがいい。人にオススメするならコイツかな。

 

僕もぼちぼち勉強しないとなぁ。たぶんこれ使うと思う。Amazonで調べてみるといいよ。リスニング対策もできるしもうこれだけでいいんじゃね?あ、これのCD買うなら「復習用」な。「基礎用」はいらない。無駄。

 

スクランブル英文法・語法

 

まずこいつ。NextStageとかもあるけど、あっちよりこっちかしら?ちょっとジャンルも違うけど。文法丸暗記しないと話にならないからこれ使っとけばいいよ。学校で買わされたにしては自習でかなり酷使した思い出。

 

 

でこいつ。かなり助かった。英語長文の学習にはもってこい。ひたすら速読してた。センター用なら300。二次対策は500で十分。それ以上はやったことないけどあんまり必要ない気がする。500でかなり難しいしね。復習に力入れるといいよ。わからない単語も拾っていくと勉強になる。

 

 

やっておきたい英語長文300/500

 

あんまり英語に力入れてなかったんだよ。嫌いだし。とりあえず単語。1にも2にも単語。単語力で文法はカバーできる。なんとかなるよ。次に速読だね。早けりゃ早いほどいいよ。模試の復習を頑張ったかな?あと英作文は添削してもらう事。自分じゃわからない見落としがかなり見つかる。

 

英単語は毎日すること。すぐ忘れるし、簡単な単語も文章の中に埋まったら訳ができないなんてことがしばしば。

 

 化学

勉強法

高校1年~高校2年後半くらいはひたすら理論化学

高校によってだいぶ学習スタイルを柔軟に変化させるべきだけど、とりあえず理論化学は2年次までに終わらせたい。結構みんな苦戦するからね。頭の良い友人も長期間、理論化学を勉強してた。

 

現役が一番苦手な分野になるかもしれない。理論化学をそこそこでもいいから頭にたたきこんでないと、無機&有機化学で必ずボロが出る。理論化学との複合問題が出題されたときに悲惨な結果になる。でも理論化学は演習量が割と比例すると思う。しっかりやるべし。

 

高2の春休み~高3夏までは無機&有機

暗記。それに尽きる。教科書丸暗記しろ。それだけで無双できる。ただかなり辛い。気を抜くと忘れる。でも何とかして覚えるしかない。夏までに無機を丸暗記できたら十分と思う。それだけでも相当な武器

 

教科書

教科書。コレがマストアイテム。参考書無くったって、教科書暗記すれば点数は取れる。ただ、教科書の丸暗記は辛い。

 

化学の分野としては、理論・無機・有機の3分野に大別して分かれている。高校1~2年の後半くらいまで理論化学の授業。で3年の受験期直前まで無機&有機の授業。

 

理論化学の授業時間・期間を長い事やってる割に、多くの学生の頭には入ってない場合がほとんど。それと無機&有機の授業があまりに遅すぎる。二次試験対策で高校3年生からいろんな模試を受けに行くと思うが、模試の点数が不安定な学生はここの知識が相当量不足している。無機&有機は教科書丸暗記が一番効率よくて一番早い。わざわざ参考書買わなくてもいいかもしれない。ただ、理論は教科書だけだとちょっと厳しい気がする。

 

化学 基礎問題精講

 

 

最強。理論化学はマジでこれだけでほとんど解決できる。無機と有機は不足ぎみだけど。高校1年、2年生はこれを使え。問題の選出が素晴らしいの一言。俺は高3の5月ごろから使った。本当に良い。教科書よりもはるかに分かりやすい。とりあえずコレと教科書をベースに、自分の目指す大学に必要な学力を考えるといいよ。

 

結局これは受験直前まで使った。典型問題を押さえるにはもってこい。この参考書は文句の付けどころがない。

 

 

化学重要問題集

 

 

これは演習用。これも最強。どこの大学目指すにしろこれをやればいいんじゃない?ちなみに俺は無機と有機は5周以上は繰り返してる。大事に使った教材の一つ。まだ手元にある。これ相当有名な参考書だから知ってる人も多いはず。学校で使わされたりね。僕の学校は演習用で他の教材買わされたけど、クソだったんで見切りをつけて放置。で重要問題集に集中。

 

重要問題集の特徴として、「解説が細かいようで大した説明はしてない」からそこには注意。(個人的見解&友人意見)でもそれが一番勉強になった。自分で解読する力は身についたという実感はあった。

 

 

化学 標準問題精講

 

 

 

「標準」というタイトルに騙される友人を多数目撃。精講シリーズいいよ。本当にオススメしたい。レベル高めな化学の参考書を調べると「標準問題精講」or「化学の新演習」の二つがメジャーかしら。「新演習」やるのは時間の余裕があるやつ。高校2年の時からコツコツやってた友人がいた。

 

「標準問題精講」は短期決戦用。繰り返しにもそんなに時間がかからない。俺は何周したかわからないくらい繰り返した。

 

 

 

僕の場合、「化学の新演習」は選択肢になかった。理由は問題量と問題量とあと問題量。使った参考書の量と効率考えればこっちのが良かったかもと今は思ってる。まぁ結果オーライ。レベル的には変わんないとか言ってる人もいるけど、新演習のがたぶん難しい。初見で解けない問題いっぱいあった。理論化学がヤバイ。無機と有機化学は暗記量で勝負だから比較しても仕方ない。理論化学自体難しいのもあるけど。

 

 鎌田の有機化学の講義

俺は有機化学だけ使ってた。友人は全部そろえてた。これの無機化学は買えばよかった。「鎌田の~」ってシリーズは教科書より詳しい。めっちゃ分かりやすい。「はじめから丁寧に」とか言うのはイマイチだが。Doシリーズは教科書代わりになる。ケチのつけようがない。ただ理論・無機・有機と3冊そろえるとなるとかさばって邪魔っていう欠点くらいしかデメリットが無い。

 

 

 

らくらくマスター化学基礎・化学

 

 

高2春休み~高3になった直後まで使った。基礎が出来てないと何言ってんのかわかんない。全然楽じゃない。心が折れたから速攻後輩にポイ。使わない参考書をコレクションしても仕方ないしね。(俺のこと参考書コレクターって思う人多いかもだけど、上には上がいますよ^^)

 

化学は理論が出来れば無機・有機の分野もきっと好きになると思う。理論分野に自信が持てるようになったら、そっからは勉強スピードが格段に上がる。化学はひたすら演習すれば成績はついてくると思う。

 

 

物理 

僕の周りにいた物理ができない人たちは、

 

図を書かない。頭で必死に考えようとする。

 

無理だからね?情報が増えだすとそれこそ大混乱するよ?友人に解き方の説明をすると「はぇ~。図うっま。」って言われたことあるけど、それは練習したから。図を上手に描く努力はするべきだと思われ。数学なんかも図形問題はめっちゃ時間かけて図を描いてたよ。わからなくても綺麗に図を描くとひらめくなんてこともあるし、採点者に対するアピールになるしね。

 

あ、もちろんできる人はどーでもいいよ。好きにしてくれ。

 

らくらくマスター物理基礎・物理

 

 

高2春休みから高3初めのころの間だけ使ってた。物理の苦手な人、物理の予習、高校二年生(どこの大学目指すにしろ)にオススメ。とりあえず使いやすい。頭の中で簡単な計算を組み立ててガンガン解き進めるといいと思う。

 

たぶん5周くらいは繰り返した。力学と波動の分野だけ。電磁気は自信があったから、名問の森をガシガシ使い倒してたけど。問題量が少ないから何度も繰り返し学習できるのがいいね。初めのうちは繰り返しやって解き方を覚えないといけないから、この参考書は重宝。

 

 良問の風

 

コレは高3直前の春休みから力学の分野だけを解き進めた。授業でまだ電磁気とか触れてなかったし。たしか力学は50問くらいだったかな?それを何回も繰り返したよ。特に前半20問は何回繰り返したかわかんない。「あれ?どこまでやったけ?わからんけ、もっかい最初っからしよー。」みたいな感じ。これは効果あるのか?

 

こいつのいいところは基礎はだいたい押さえることができるってところだね。わからない問題は答えみて、それを何度も何度も繰り返しているうちに実力は間違いなく上がる。最初全然わからんで心折れそうだったけど。わからんでも暗記するレベルで繰り返したら何か知らんけど突然できるようになるよ。

 

 

いろんな大学の過去問から問題を引っ張ってきて、それを解きやすくしてるから、問題で与えられている記号が非常にシンプルすぎる場合が多いので注意。これは大学によるだろうが、二次試験の模試や本番は相当煩雑な値が答えになる場合があるから注意。物理の問題演習を始めてやる人にはもってこいだ。

 

 

 

 

基礎から叩き込めるからとりあえずコレ買っとけ。アマゾンのレビューで「あんま良くない」とか書いてるかもだけど、これがベストと勝手に思ってる。シンプルで分かりやすい。あなたが高3なら、コレ使ってるやつをちらほら見かけると思う。そういや高2から使ってる奴もいたな。青い表紙の方のみ購入。授業が遅いし、電磁気は難しいって聞いたから予習してた。電磁気も模試でよく出るだろうし、電磁気の単元の予習はしていいと思う。

 

で迷った挙句、購入したのはこれ↓

 

 

これは高2の秋ごろくらいだったかな?使い始めたうちは、「おーわかりやすいやん」って思ってたけど、10時間ぐらいこいつで勉強するとイラっと来た。

 

単元始まるたびにその単元の内容の前フリをするんだけど、これが本当に鬱陶しい。 でも解説は非常に分かりやすいのだろうが、あんまりそうは感じなかった。「こーやってこーやればいいんだよ!ほら、出来たでしょ?」みたいなのをデカデカ記述している奴も邪魔すぎる。

 

物理に手も足も出ない人はこれでいいよ。成績伸びた奴はいるからね。こーいった参考書より自分で解き方の手順は見つけたほうが定着する気がするよ。だから僕はあんまりオススメできない。

 

 

 物理重要問題集

 

化学の重要問題集は有名。こっちはあんまり知らない人もいるみたい。学校で使ってるところもあるだろうけど、僕の学校は良問の風買わされたからね。絶対良問の風の方がいいわ。天邪鬼の僕は何を思ったのかコッチを相当量繰り返し演習する。もちろん良問の風と同時並行。名問の森を使い始めた頃もこいつを愛用。今思えば時間の無駄だったかもしれね。

 

ハッキリ言ってレベルは高いと思う。良問の風と名問の森はともに問題を簡略してるのに対して、物理の重要問題集は大学の入試問題をそのまんま移植。阪大、京都、東大、東工大の入試問題もチラホラ載ってる。

 

レベルの高い大学の問題も載ってるけど、イマイチ問題の選定が気に食わないなー。って当時も思ってたし、今も思う。どのあたりの学力レベルの受験生に向けた参考書なのかわからないんだよコイツ。位置づけとしては、

 

良問<重要問題集≦名問<重要問題集(一部ハイレベル問題)

 

ってなイメージ。

 

重要問題集は名問の森よりも一部の問題はレベルは高いけど、解けないレベルじゃないし、理解できない問題でも無い。ただ、重要問題集の高レベル問題を解くくらいなら、自分の目指す大学の過去問とか、もっと薄くて難関大学に特化した参考書をやった方が絶体にいい。使うなら前も紹介したけど、この3冊。これだけで物理に関してはほとんどの大学で通用すると思う。

 

名問の森

 

名問の森は、京大志望の友人も阪大志望の友人もみんな使ってた。東大は知らん。最強の物理教材なのは間違いない。相当使い込んだ。その分思い入れも深いから、未だに手元にある。この教材完璧にしたら物理は無敵。なはず。

 

 物理[物理基礎・物理] 標準問題精講

 

標準問題精講はやらなくてもいい。いくら京大や東大を目指すからと言って、これを使う必要はないんじゃないかな?友人は過去問バリバリ解いてたからね。京大、東大入試の物理ってちょっと特徴あるから過去問研究した方がいいと思われ。

京都は文章通りに丁寧に問題を追っかけていけば、最後まで解ける印象だけど、東大は最初のアプローチが思いつかなかったり、ミスしたりしたら詰むって印象。阪大は計算量多すぎて泣きそう。間に合わないし脳の処理が追い付かない。

 

 まとめ

現役にしては自分で参考書を購入して使ってる方だと思う。まぁもっとたくさん使ってた友人もいたけどね。

同じ参考書を使って京都大学東京大学に行く連中もいるね。僕はそこまで頭は良くなかった。懐かしいなぁ。これから大学を受験する学生の参考になればいいな。

 

以上。