後輩の合格
私のひと学年下の部活の後輩。彼らの合格報告に私は少し元気を貰った。そしてとても羨ましく思った。
私は高校の時、twitterをやっていなかった。だから皆からお祝いの言葉を貰うなんてことは無かった。だから後輩の報告がとてもとても羨ましい。だから私も彼らを祝って少し喜びを分けて貰った。
思えば、高校時代は部活以外正直何も楽しくなかった。学年9クラスあったのだが、2クラスだけ校舎の階が違い、私は1年次と2年次はその階の異なるクラスに所属していた。先日この事を思い出して、もっと沢山の友人や仲間が他のクラスに所属していれば出来たのではないかって。それがとても悔しくて、思い出しては胸がキュッと締めつけられる。悔しい。どうにも出来ない、力の及ばない出来事だったんだなぁと思う。泣きたい。というか泣いてる。
この頃からだったと思う。楽しそうにしている人たちを羨ましいと眺めて何も出来ずに茫然と突っ立っているだけになったのは。本当は私もまぜてほしい。私にも構って欲しい。だけどクラスの垣根を超えなければならない上に、階段を登る必要があった。それがとても難しい事なのはどうかわかって欲しい。
環境になかなか恵まれない、望んだ環境は与えられないということが私のどうやら巡り合わせのようだと先程気がついた。
だけど、私は周りを巻き込んで環境を変える力があると言われた事を同時に思い出した。私もどうにか彼らのように、彼らの友人の一人になりたい。だから私は後輩の合格を祝う。心の底から。
お前ら、おめでとう。いつか必ず集まろう。また俺が一番気持ちの悪い先輩役をやるから一緒に笑おう。
本当におめでとう。