the pillows 「Blues drive monster」に縋って

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 一人暮らしも慣れた。ただ、一人でいると考え過ぎる。自身の汚点を並べてはシニカルに笑って誤魔化す。たったこれだけで明日も何とか生き延びようって思うから、それもいいかな。

 

退屈な生活をぶち壊してくれるのは何なのだろう。the pillowsがいま私の中で熱い。勝手に草臥れている私の事を唄っているのではないだろうか。みんなどうやって理性を保って生きているのだろうとよく考える。部屋に引きこもってイヤホンを差し込み「Blues drive monster」を再生。ベッドの上にひっくり返り、音漏れなんて気にせず耳に流し込む。きっと私が誰よりもまともなんだろうそう思いたい思い続けたい。

 

この曲を聴くと部屋から飛び出したくなる。つまらない日々をぶち壊してくれたのはロックだと言わんばかりに。坂を下りながら聴くと楽しくて仕方がない。今日もまたグローブをせずに夜中の糸島を駆けてしまった。ガソリンが高くて辛い。それよりも家に帰って明日に備えなければならないのが何よりも辛い。憂鬱な世界をカジュアルにぶっ潰す曲の物語に、僅かばかり羨ましいと思っている。だから繰り返し聴いてしまう。そのぶっ潰された世界の住人の一人になりきって。

 

またエレキギターを手に取りたい。little bustersを弾きたい。つくづく思うのが好きなものが男趣味の典型で、最近臭いなと感じる。それでも好きが勝っているから別にどうってことは無いのだけど、もっと絞ってもいいんじゃないかと思わなくもない。でも逃げ道が少ないとどうしても不安で仕方がない。そういう生き方しかできないのかと、ガッカリしてしょぼくれることもあるけど、私は元気に音楽を聴いてます。

 

ところでこの曲名って某青エフェクターをモチーフにしているのかしら?

...またギター弾きたいな。

 

 

 

 

 

 

 ずっと聴いているんだろうな。