いきなり大型自動二輪免許取得は普通二輪免許(中型)持ってないバイク未経験者・初心者でも簡単に取得できる!コツや一発合格に向けたポイントを紹介!
単車乗りてぇと思い立ち、現金を握って思い付きで自動車学校へ向かった
取得。
きりんです。
取っちゃった^q^
バイク乗りの友人に合格を伝えたら、超羨ましそうだった。
大型から取得することは余裕で可能です。
(まぁ買免っていうくらいだし)
ただし、一発試験ではありません。教習所で技術をしっかり身に着けてまいりました。ですが「普通二輪免許を取得してからじゃないときっと取れない・・・」って思ってる方は多いはずですが決してそんんあことはありませんでした。
今回は普通二輪免許をもって無くても、大型二輪免許を取得することは可能である!ということを記事にします。 僕が難しいと感じた点とか思った事をできる限り詳しく書き綴ります。
(普通免許を所有してるので、技能31時間、学科1時間の教習でした。また教習所によって教習内容や講師が異なるのですべての情報が正しいとは限りません。ご留意くださいませ。)
印象に残った事
2017年1月6日金曜日。春休みに免許取得するためには、早い時期から入校手続きを終わらすべきと考えた。そこで早速、最寄りの自動車学校に足を運ぶ。
僕「すいませーん。大型二輪の免許欲しいです。」
職員「はーい、じゃ早速手続きしますねー。」
僕「入校っていつ頃可能ですか?」
職員「入校日はこちらになります。」
カレンダーに入校可能な日がチェックされていた。春休みはいつからだっけなぁ~なんて思いながら2月、3月の入校可能な日付をチェック。1月の入校可能な日を一応チェック。
僕「あれ?明日入校日なんですか?」
職員「明日から入校されますか?空きがあるから入れますよ~^^」
僕「マジすかwじゃあ明日入校でお願いしますwwww」
職員「ライダーが増えるwww技能教習ばっかりだから楽しいよww教習頑張れ」
僕「頑張りますwwwありがとうござい」
即決。
この段階で、大型バイクの引き起こしを体験させられる。思ったよりも軽い印象。正直ビクともしないかな・・・・なんて思ってた。引き起こしが出来れば、大型自動二輪免許の教習を受けることが出来るようだ。教習所のバイクにはバンパーが付いているので容易に引き起こすことが出来る。
入校
教習で使用した大型バイクはNC750Lというバイク。ちなみに普通二輪免許で使用するバイクはcb400ってバイク。super fourとかなんとか。
↓二台のバイク画像
最新車両ニュース | 学校案内 | 大型二種・大型免許をとるなら埼玉県羽生市の自動車学校・教習所「羽生モータースクール」
昼過ぎに入校が始まり、教室へ移動して様々な説明を受ける。
1月の寒い時期だけあって二輪の免許を取得しに来た人は少ない印象。 大型バイクの取得を目指す人は、僕を含めて3人。僕以外の2人は社会人で、そのうちの1人は普通二輪免許を持っていた。簡単な説明が終わると一時間目の教習を早速受けることが可能なようで、直ぐに教習の準備を始めた。
自動車免許は冬は人が少ないのでオススメ。特に二輪車。
必要だったもの
・てぶくろor軍手
何でもいいらしい。ミトンとかでもいいと言われた。怪我防止のため。
安いものでいいので取りあえず1つ持っておくのがいいと思う。
・長めの靴下
くるぶし以下の靴下はダメだった。教習中は、チェーン巻き込まれなどを防ぐ目的でズボンの裾を靴下の中に入れさせられる。ライダーブーツなるものなどあるが、後からでもいいだろう。
・長袖・長ズボン
怪我防止。この時点で自前のプロテクターを買っておいてもいいと思う。無くても教習所で借りることが出来るはずなので問題は無し。
・ヘルメット
教習所の方で用意してある。わざわざ購入する必要なし。だが自前で持っているのが一番いいようなアイテムな気もする。免許取得後に乗る予定があるならあらかじめ買っておくのがいいと思われる。
借りたヘルメットは地面に落とすと怒られます。
くしゃみした勢いで落として怒られました(**´ >ω<)゙;`;:゙;ヘックション
・ヘルメットの中にかぶる帽子?の様なもの
(衛生面を考慮してかぶる。最初に教習所の方で配布してくれた。)
配布してくれなかったり、購入する必要があったりするので自動車学校に確認すべき。冬にバイク乗る時は顎下まで覆えるキャップが寒く無くていいと思われる。
教習前には必ずバイクの運転者がタイヤ・ブレーキランプの点灯・ウインカーを確認するように指摘。これは各時限の頭に毎回やる決まり(勿論、技術教習のみ)。自分の単車を持った際も必ず乗車前には確認しよう。
自己紹介や欲しいバイクの話をしながら教習が始まる。
第一段階
・1月7日
「またがる?」
教習が始まって口にした第一声。ネットで下調べしたら「押し歩き」とか書いてあったはず・・・・いきなり運転なんてのは無いだろうなぁ。なんて思っていたが教習所によって教習内容が多少異なるみたいだ。
教官「エンジンカケテー」
「はい。」
教官「Nカラ1ニー,ギアカエテー」
「・・・はい。」
教官「ジャアイコウカー」
「はい(マジカ...」
クラッチをゆっくりつないでいく。タイヤにパワーがゆっくり伝わり、バイクが前進。
直後に、暴走するんじゃないかという恐ろしい想像をしてしまう。
「慣性の法則で今は後ろにGがかかっているように感じるな。あっタイヤと地面の摩擦はどうなっているんだろう。えぇーと接地面積は前輪後輪を合わせておよそはがき一枚分くらいでバイクの重さが200キロとか言ってたな。えっとだから静止摩擦係数をμとおいて最大摩擦の計算。あああ面積何も関係ない。えっとえっとエネルギーは?バイクが動き出すまでにどの程度のエネルギーを使った?消費カロリー・・・あっ緊張と不安で精神的に摩耗してるっ・・・どの程度?あっあっあっカロリーメイト半分程度使った気がするっ・あ、バイクの話?あえ?・・あ、僕の摩耗具合と教習で使用しているバイクのタイヤのすり減り方はどっちが大きいのだろうっ・・・」
落ち着け。
その間もプルプル震えながら前進。すぐに理性を取り戻す。
・・・・あれっ?
進む・・・・・おっ?おおおおおお?
教官「ハイハイーイ.ツイテキテクダサイネー」
アクセルを少しひねって教官についていく。おお、何か凄い。四輪車を発進させたときより感動した。案外、なんとかなるもんなんだな。
大きく広場をぐるぐる回る。楽しくなってきたぞ・・・・
教官「ガイシュウマワルヨー」
速度をグッとあげる。ブォーン。
教官「グルグルガイシュウマワッテミヨウネー」
「はーい。」
初心者を早速ほったらかしで先に行ってしまう教官。スパルタン。てな訳で、早速ギアを変えてみる。ガコン
「ん?」ガコン
「ん?」ガコン
「・・・」ガコン
繰り返す事数回。
「何やコレ・・・全然エンストする気配無いし、めっちゃサクサクギア入りますやん!」
ははーん。こういうことねー。シフトチェンジさえ出来ればこっちのモンよ(アクセルグィー。
「早ぁあああああ!!」(速度60km/h)
三周ほど外周を回った後、教官に
教官『運転したことある?怖くないの?』
僕「メッチャ楽しいっすっ!」
教官「あぁそう」
とこの日はバイクに慣れるところで教習は終わった。教官がほぼレクチャー無しでまず初めに運転させたのは、教習生にどんな技術が必要なのか判断するためだろう。思い返してみると四輪の場合は隣に教官いたけど、この際もやはりいきなりハンドルを握らされて運転したし、「まずはやってみよう」って気持ちが大事ってことなのだろう(適当)
・1月8日
外周を何周かグルグル。その後課題を伝えられる。スラロームの練習をやるらしい。広場で地面に塗られているマークを縫って進む。
・・
・・・・出来ねぇよぁああああああ!!!怖いよおお。あんなに傾けられるか。
教官「ウ~ン.ウシロノッテー」
え?まさか・・・・
ブォーン
僕「ああぁあああああ」
教官「www」
死ぬかと思った。
タンデム(二人乗り)で教官が運転してスラロームをしてくれる機会があるかもしれないが、本当に注意して欲しい。バイクの挙動がわからないし、加減速の慣性力で振り回されて本当に怖い。
タンデムするときは、両膝で教官の足をしっかり挟み、自分は荷物になったつもりで乗ること。慣れてきたら、バイクの動きに追従するよう、身体の軸を出来るだけ傾けずに乗ってみよう。
・1月10日~1月15日
第一段階の課題は「スラローム・クランク・S字・坂道発進・平均台・急制動」
指定されたコースにこれらの課題が含まれている。コース走行をしながらニガテなスラローム・クランクを反復練習。
気づいたら第一段階のみきわめが終了してて驚く。コース走行で上手く走れるかどうか、知らないうちに確認された様だ。
この間に、AT教習とシミュレーター教習がある。
第二段階
・1月18日
曲がりながら急ブレーキをかけたり、体を傾けて曲がったり、8の字、小転回、ハイスピードで巡行等々・・・
色々なことを体験したが卒業検定には関係ない模様。運転技術の向上のためだとか。
・1月20日
教官「ハーレーノロウカ!!!」
僕「!」
はーれー・・・・・だびっどそん!
ハーレーを初体験。
「これが噂に聴くハーレーか・・・」
初めて見た印象「でかい」
跨った印象「でかい」
運転してみると、バイクというより車に近い印象。クラッチの位置が遠くて運転しにくい。しかも繊細。丁寧に操作しないといきなりクラッチが繋がって驚く。車体が重たいからだろう。しかもタコメーターが無い。ちょっと困った。
でもエンジン音が心地良い。心臓のような独特のリズムを刻む。
ただ車体が重たいせいか、疲労が半端なく蓄積される。運転していてあまり面白みを感じなかった。NC750Lのほうが楽しい。やはり楽しいバイク、合わないバイクってあるみたいだ。
・1月21日~1月27日
正直飽きた。コース走行ばかりで飽きた。この頃には、教官に「暇やねぇw」と言われる程度には上達したようなので、教習にあんまり関係のない事をした。
・教習所内に存在する段差を片っ端からバイクで乗り上げる。
・高速スラローム
・平均台15秒越え
・タイヤをロックさせて遊ぶ
・どの程度傾けたらコケるかチャレンジ(結局ビビッてこけなかった。)
・ハーレーで課題をこなす
・cb400で課題をこなす
調子に乗りすぎて、卒業検定前日に波状路で初めてコケる。焦る。
卒業検定へ
この日卒業検定を受ける人は僕を含めて3人。
全員無事に合格!
延長することも無く、復習項目も無くストレートで合格。
ビックリするほどあっさり取れました。
初めてバイクを運転して思ったこと。教習での課題など。
大型自動二輪免許を取得するために要した時間は3週間ピッタシ。長いか短いかはよくわからない。ただ、ほぼ毎日教習所に通い詰めて3週間だから、それなりな時間がかかってる気がしなくもない。
普通免許所持なので、技能・第一段階14時間&第二段階17時間&学科(シミュレーター教習)という教習内容だった。
バイクの操作
ここからの話は、個人差あると思います。参考になれば・・・
四輪車よりも限界が低い乗り物という印象。変化に弱い乗り物と感じた。
それと「コケる=死」というのは割とリアルに想像できる。
クラッチ
余裕。車より楽勝。四輪MT車を教習所以外で振り回したことがあれば、すぐに慣れるだろう。バイクに触れたのは教習所が初めてだったが無問題。
ニュートラルが1速と2速の間にある。そこさえ頭に入れておけば十分と思う。
車体が四輪車に比べて軽いからだろうか。クラッチをある程度つなげた状態でギアを変更することも余裕で出来る。四輪じゃ中々出来なかったんだけどなぁ・・・壊れる心配もあるし。
ブレーキ
限界低くてワロタ。簡単にタイヤがロックするから注意。ABSのありがたみを身をもって体感 。バイクはブレーキが良く効く。400ccの教習車だともっと効く。
車体の重量の違いで露骨に制動に変化が現れるのは面白い。
ハンドル
自転車ってハンドルを全部回して走ろうとするとコケるけど、バイクって意外とこけない。思った以上にハンドルを回して大丈夫。教習が始まったばかりの頃は、ハンドルの舵角が分からなくて怖いと思うけど、勇気を振りしぼってハンドルを切ってみるといいよ。
ちなみに僕はこけた。
教習での課題
急制動
40km/hから、定められた地点から11m先の白線までに停止をするという課題。タイヤをロックさせずに停止をする必要がある。
定められた地点の直前まで40km/hをアクセルを使って出してからブレーキをかけると、少しふらつき、怖かった。
42~45km/hのスピードを出したところでアクセルを緩めてやるといいと思う。操作を一つ一つ終わらせてから次の操作に入らないとたぶんコケる。
スラローム
一番難しいんじゃないか?この課題・・・・。大型自動二輪は7秒以内に攻略しなければならない。
第一段階時点じゃ6.8sが限界。
コツとしては体を傾ける勇気を持つことだと思う。傾けるだけで6.5s程度はコンスタントにたたき出せた。
卒業検定間近になると5.9s程度を出せる程度には上達。教習指導員は、4.1sが最速だとか・・・・パネェ・・・・
とにかくリズミカルにハンドルを切って、体を傾けて操作すると上手くいくはず。保証は出来ないけど。
坂道発進
余裕。アクセル多めにひねってあげるだけ。四輪車より楽勝。 特に言うことなし。
クランク・S字
S字に関しては特に言うことなし。
問題はクランク。コーンに当たる当たる・・・・コツは出来るだけ早く駆け抜ける事。もたつくとこけます。エンストします。
サッっと駆け抜けるとあっさり出来るようになりました。
平均台
後輪ブレーキを常に踏みながら操作したら余裕です。
ハンドルは小さく右に左に小刻みに動かしながら操作するとクリアできるはずです。
安全確認
結構厳しい。教習指導員にしっかりアピールしよう。 交差点では必ず右左確認。停止→発進の前に後方確認。横断歩道の歩行者確認等々・・・
「これでもかっ!」ってくらいしつこく確認した方がいいです。毎年これで痛い思いする人がチラホラいるらしい。
波状路
卒業検定前日に初めてコケる。おかげで本番は滅茶苦茶緊張。平坦な道ではクラッチをいきなりつなげてもパワーが地面に上手く伝わるが、段差があるとパワーが上手く地面に伝わらずコケる。
ハーレー
重い。ハーレーかっこいいって言う人多い気がするけど、そうでもない。日本の雑然とした街並みの中を走るバイクじゃないな・・・と改めて思う。ただ経験値としてはありがたい。多分もう二度と乗らない。あんまりおもしろくなかった。
その他
ここからは教習指導員数人に質問して回ったことか含めて説明。
免許
普通免許持ってる人&自信のある人は普通自動二輪すっ飛ばして、大型自動二輪の取得は難しくない模様。
運転経験が無い人&AT限定の人は漏れなく苦労するらしい。いきなり大型自動二輪免許
の取得はオススメされない。そのような人たちには普通自動二輪を取らせてから、大型自動二輪を取得するように勧めるそうな。
やはり「クラッチ」ってものが難しいようで何度も延泊するor普通自動二輪に変更する場合がほとんどと聞いた。
ただ、「どうしても大型に乗りたいっ!」って意識の強い人は、いきなり大型自動二輪免許でも何とかなるらしい。 ただAT限定・無免許で大型自動二輪の取得を目指す人で延泊しなかった人はいなかったようだ。
「自信がないなら普通自動二輪免許から取るように!」って言ってた。
男性と女性による差
あんまり無いとのこと。ただ男性の方が上達が早い場合が多いとのこと。性別による違いよりも、「乗るんだ!」って意識の差のが大きいのでやる気次第でグングン上達するそうな。
バイクの引き起こしが不安かもしれないけど、思った以上に軽いです。
背の低い人
関係無いらしい。関係ないと思う。
不器用な人
「勘弁してほしい」とのこと。自覚無しで来る人がたまに居るらしく、大変らしい。教える側も辛いし、公道に送り出す許可がいつまでたっても出せないから、「無理!」って思ったら潔く諦めてほしいとのこと。 数年に一人くらい恐ろしく運転出来ない人が来るらしい。あんまりにもひどい場合は諦めてもらうとのこと。または普通二輪免許から取得させる等の措置を取ることがある。
指導員との関係
バイクの指導員との関係が上手くいかずにストレスを溜めて、卒業後に文句を言ってる人がたまにいますけど、恐らくあなたが原因です。
評判の悪い自動車学校に通ったけど全然そんなことなかった。むしろ教えてもらう立場だから指導員を敬う気持ちで臨むべき。
劣悪な雰囲気のせいで、教習に集中できずに延泊になったら、嫌な思いするからね。
慣れ合いでも何でもいいから取りあえず仲良くしとくのが吉。
心構え
大型自動二輪は全てのライダーの見本となるような運転を心がけること。との事。
まとめ
大型自動二輪の免許は意外とアッサリ取得できます。
難しい事考えずに、自動車学校に行きましょう!
貴方も明日からライダーの仲間ですよ!
【お知らせ】 バイク記事は別ブログ化したので良ければ遊びに来てください。更新は基本的に私はやる気がないので期待しないでください。バイク以外のネタのが多い気もしますが細かいことは気にしない気にしない。